2012年5月8日火曜日

捨てる神いれば拾う神ありかー


先日、実家の引っ越しがあり、GWはそれで完全に潰れました(笑)
一軒家を二軒分引っ越ししたので、その労力は単身者の比じゃありませんでした…orz

みなさんも引っ越しを経験したことがある方は多いかと思います。

新居に引っ越すときは、「あそこにこの家具置いて〜」みたいなワクワクと、「あ〜、ゴミとかやっぱ出るなー」という徒労とが必ずあります。

新しい家具を入れると古い家具を捨てなくてはいけないので、ゴミが出ますよね〜。
今回の実家の引っ越しでは、2トンくらい出ました。

おっそろしい量が実家には眠ってたんだな…。80年も住んでればしょうがないか。。

ゴミを捨てるときに、廃棄業者さんに手伝ってもらって、あくまで個人のゴミということで廃棄していました。その途中、業者さんと仲良くなったので、いろんな話を聞けました〜。やっぱその道のプロはネットワークが違いますね。いろいろとリサイクルできるゴミや、もう捨てなきゃダメなのとか、これは売れるゴミwwとかいろいろあるみたいです。

一般的にゴミは、“可燃ゴミ”・“不燃ゴミ”・“資源ゴミ”・“粗大ゴミ”と大別されますよね。

可燃ゴミの場合
いわゆる燃える(やせる)ゴミってやつですが、地域によって詳細は違うのかな?うちの実家のある宮城のルールに則って分別しました。ほとんどが捨てなきゃダメなゴミでしたー。布団が10枚までなら捨てていいとか、砕いた木製家具なら捨てていいとか、集積所にもルールがいっぱい。
ゴミって簡単に捨ててるけど、分別って強烈に大変ですな〜。

不燃ゴミの場合 その1
燃えないゴミってやーつです。金属、プラ、大型家具(粗大も含んじゃってた)、家電製品(一部)。中でも金属系は「キロいくら」で売られるくらいだし、金属系の解体屋や廃棄業者さんにとっては宝の山の場合があるらしいです。レアメタルなんてそういや流行ってたよね。
家電製品なんかは、廃棄業者さんの知り合いで、ホームレス支援の法人団体にタダで渡しちゃうんだってさ。中には全然壊れてないのとかもあるし、多少は規制があるけど炊き出しとかで使えるようなもの(炊飯器とか鍋とか)はすごく重宝するらしいっす。だからゴミの一部の金属と家電は捨てる(正確には手放す)のにお金かかりませんでした。そんな団体があるのすら知らなかった…。あと家に一升炊きの炊飯器があるのも知らなかった。
こういう団体のようですよ。
http://www.homeless-net.org/html/members.html

不燃ゴミの場合 その2
プラとか分解不能の家具、細かい金属類、おもちゃなんかも、もう捨てないとダメなゴミでした。環境センターってとこに持ってって、改めて再分別orz。この時点で実は1トン以上はゴミ運んでました(後に支払い明細見たらキログラムが書いてあって発覚)。
「セトモノはあっち、プラはあっち、これちょっと金属ついてるからここ、そのプラはそっち、刃物こっち…」

oh…。


資源と粗大
引っ越し業者さんと打ち合わせして、ダンボールを一カ所にまとめててくれたらそのまんま回収しますよ〜。ってんで必ず引っ越しで出るゴミNo.1段ボールの処理はオッケー。
あとは古紙とか。知り合いのおじさんが持っていってくれて助かったんだけど、それまで回収業者さんを探してもらってたんです。どうも昨年の震災以降、その業者さんも減ってしまったらしく…。
粗大に関しては木製家具以外は廃棄したので(大型木製家具は一緒に家と解体してくれるそうです)、これでほとんどが終了。この時点で18時。。。。朝8時半からですよ。

あとひとつ、俺がじいちゃんから買ってもらった鯉のぼりが出てきました〜。
甥っ子の為にも建ててあげたいのだけど、ポールを真っすぐ立てるのには非常に技術もいるし、安全に建てるとなればそんなに簡単なことではないので、廃棄するかどうか悩んでました。

そこで業者さん「知り合い(NPO)の人が、こどもの日に被災地の仮設住宅に吊るす鯉のぼりを探してるからあげても良いですか?」

こんな感じのやつだったと記憶
二つ返事でオーケーです!!!今までホコリかぶってて、捨てるに捨てれない鯉のぼりが、被災地の子供の為に復活しました!!
金色の鯉のぼりなんで(自慢です)、きっと目立ったはずwwwwww

自己満足だけど、ちょっと子供達のために何か出来てうれしかったです。
http://news24.jp/articles/2011/05/05/07182197.html

こういうところに贈られたらしいよ。

「捨てる神居れば、拾う神あり」

という言葉じゃないけど、ゴミってその人にとってのゴミなんですよね。ゴミにするかしないかはその人次第だし、んじゃ捨てなきゃ良いのかっていうと違うけど、ゴミとしてお別れするか、別の形でお別れするのか。我が家にとってのいらないものの行く末を見れたのが良かった気がします。
買う時も捨てる時も、モノとつきあう時、ちょっと考えちゃうよねー。難しい話だなー。

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