インターネットを知る前にお話ししておきたいこと
簡単に説明する為に、かなり端折ってますが、「だいたいこんなもんですよ」って説明なので、ご了承ください。
インターネットってなんなの?
インターネットって、今でこそみんながアクセスしていろんな事を調べられる「空間」にまで成長しましたが、その誕生には戦争が関わってたんです。
インターネットの生い立ち
ARPANET Computershttp://computer.howstuffworks.com/arpanet1.htm |
これが、インターネットの基本の誕生です。
コンピューターとパソコン
先ほどまで「コンピューター」と記述していたのには訳がありまして、昔は「コンピューター」っていうと工場のロボットみたいに、値段は高級で使い方が分かる人なんて一握りしかいないものでした。「パソコン」はそれを家庭用にした「パーソナルなコンピューター」の略称です。性能こそ、昔のコンピューターは今のケータイ以下ですが、「パソコン」が出来たことはインターネットの成長に大きく寄与しています。
インターネットとして誕生
まだこのころは、インターネットというよりは「ネットワーク」といった方が正しいかな?
「機械と機械が線で繋がってる」だけですし。
同時にパソコンもいろいろと進化していきます。MachintoshやPC-Dos、MS-Dos(後述)と呼ばれるパソコンなんかはこの時代に徐々に進化しています。時としては1973年~1984年にかけてですが、そのころは「パソコン」とはいえ、200~300万円もした高級車みたいなものだったんです!
そんな中“インターネット”が世界中に知られる出来事が起きます。
Windows95の登場です。
私がパソコンだと思ってた箱、参考:Weblio辞書 http://www.weblio.jp/content/Windows+95 |
昔、このニュースを見て、「あの箱がパソコンっていうんだ!?」って思いました(笑)
このとき発売されたのはOS(オペレーションシステム)っていうパソコンと人間の通訳さんが発売されたのです。OS?と、いきなり言っても??なので、簡単に説明します。
コンピューターはコンピューターの言語(いわゆるC言語とか)でしか動きません。でも人間がその言語を理解するのは大変です。そこで、誰でもコンピューターを動かせるようにするために、通訳さんことOS(オペレーションシステム)が開発されてきたのです。Windows95はその頃のOSの中でも、結構安い方だったのかな?29,800円。これをインストールするためのパソコンが高価だったため大変な台数が売れたわけではないものの、「Windowsが来たぞー!!」って黒船の時ばりの騒ぎで、「みんなが知ることになった」というきっかけを与えてくれたのです。
ニュースでも取り上げられ、「なんやら“インターネット”ってのが出来るらしいぞ??」とみんなパソコンを買える時を、今か今かと待ち望んでいたらしいです。
「インターネット」って言葉は、この年が元年だけど、「Windowsがあれば出来るもの」という認識で、どうも言葉が一人歩きしてしまったスタートだったようです…。
インターネットの普及
インターネットって、言葉ばかりが普及してしまいましたが、数年後、安いノートパソコンなら(当時での3.3週分の給料で買えたらしいです。いくらでしょう?25~6万?)買える様になり「世界で一番ノートパソコンを買いやすい国」といわれておりました。
そうなっていくとインターネットは普及し始めます。みんなインターネットが何なのか?を飛ばしてやり方の勉強に勤しみ、その世界を堪能しました。
インターネットってどこに繋がってるの?
インターネットはどこに繋がってるのか?それはどう答えるべきか悩んじゃいますが、基本的には最初に説明したコンピューターネットワーク、アーパネットとほとんど変わっていません。ほんのちょっとだけ、繋がり方が変わりました。
パソコンとパソコンとが繋がってただけじゃいろいろ不具合もあります。全部パソコンが電源オンになってなきゃいけないし、いつでも情報を見るには不便なことがたくさん出てきます。
そこで、おっきいコンピューターにみんなで繋がるようにしようということにしました。このおっきなコンピューターが「Webサーバー」です。今のインターネットは、みんなでサーバーっていう大きな広場に集まっているようなものなのです。
この広場は世界中にいくつもあって、それぞれが、IPアドレスという住所を持って世界中のサーバーと繋がっています。しかしこのIPアドレスという住所は、数字の羅列(これからは英語と数字の羅列になります)ですので、覚えにくいです。
なので、分かり易く「○○.jp」とか「▲▲.com」「□□.co.jp」(アドレスの最後に付いているアレです)というように置き換えることができます(名前解決といいます)。これを「ドメイン」といって、こっちの方が住所っぽっくて覚え易く、皆も聞いたことがあると思います。
この広場は世界中にいくつもあって、それぞれが、IPアドレスという住所を持って世界中のサーバーと繋がっています。しかしこのIPアドレスという住所は、数字の羅列(これからは英語と数字の羅列になります)ですので、覚えにくいです。
なので、分かり易く「○○.jp」とか「▲▲.com」「□□.co.jp」(アドレスの最後に付いているアレです)というように置き換えることができます(名前解決といいます)。これを「ドメイン」といって、こっちの方が住所っぽっくて覚え易く、皆も聞いたことがあると思います。
インターネットはこのようなサーバーにアクセスしています。 サーバーはまた、大きなサーバーにつながり、世界中がつながっているのです。 私たちは、オープンしたサーバーへなら、どのサーバー(広場)へもアクセスできるのです。 |
この、○○.comというような広場へ行くには、
「広場までの道:Flet’sとかの電話回線」と「広場へ入る鍵:プロバイダーといわれるもの」
がないと入れません。
電気屋さんのインターネットコーナーで売ってるのは、この2つを売っているのです。繋ぎ方までは説明しませんが、この2つは必ず買うことになってます。
この2つを買えば、月々5,000〜6,000円のという利用料金で、いつまでもインターネットの広場に居られます。広場の無料コーナーならこのお金以上にはかかりません。
インターネットはそういった広場の集まりで、広場にお金を払って入るから、遊園地みたいなものかもしれませんね。
インターネットはそういった広場の集まりで、広場にお金を払って入るから、遊園地みたいなものかもしれませんね。
GoogleとかYahooとか。
私は、今でも覚えています。“バザールでござーる”って、お猿がキャラクターとして写っているホームページを見ました。なぜそれを見たのかは記憶にありませんが、まっ黄色のホームページ画面に、猿の茶色いコントラストを今でも忘れることが出来ません。もちろんその後、エッチなページも調べましたが。
皆さん覚えてるか覚えてないかは別として、インターネットを始めた以上は、ホームページというものを見たことがあるはずです。「インターネットエクスプローラを起動して…、ここの箱(検索ボックス)に言葉を打って…、検索、っと…。」世界中の広場にあるたくさんのページの中から選んだページが出てきます。
その「検索した結果」は誰が調べて集めてくれたのでしょう??
それが、“検索エンジン”というGoogleとかYahooのようなものです。検索エンジンは、広場を端から端まで知っている物知りな紳士で広場の真ん中からいつも広場を見張っています。
広場にいっぱいあるホームページを、「検索した言葉(あなたが打ち込んだ検索ワード)」と照らし合わせて、リストにしてくれる親切な紳士です。
ただし紳士は時としてシタタカでもあります…(←これについては後述します…)。
ただし紳士は時としてシタタカでもあります…(←これについては後述します…)。
インターネット上のホームページってナニ?
さて、気を取り直し、先ほど出てきた「広場にいっぱいあるホームページ」という言葉。
ホームページというのは、話には聞きますが何なのでしょう?
ホームページは、広場にある遊具のようなものです。その遊具は、ある住所のようなもの(URLとします)が与えれれていて、子供向けの遊具がある広場や、みんなで楽しむ遊具がある広場(SNS等)、きれいに整備された会社のような広場、あと、アダルト臭の漂う遊具のある広場…(これは…)。
もちろんどの遊具(ページ)も、同じ素材(HTML)で出来ていますが、中にはお金を払わないと遊べなかったり、会員登録が必要だったり、いろいろな遊具があります。そこには危険があったりもします。
どんな遊具(ホームページ)で遊ぶかは、パソコンを使う人次第です。変な罠(インターネットで怖いこと)に引っ掛からないように、いろいろな遊具を知っていくことが、とっても大事なのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿